ミガロHD Q2は売上高300億円に到達、通期予想の上方修正及び期末配当の増配を発表
2024年11月13日 12:28
*12:28JST ミガロHD---Q2は売上高300億円に到達、通期予想の上方修正及び期末配当の増配を発表
ミガロホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0553500?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5535></a>は7日、2025年3月期第2四半期(24年4-9月)連結決算を発表した。売上高が300.01億円、営業利益が19.35億円、経常利益が16.41億円、親会社株主に帰属する中間純利益が11.01億円となった。同社は、2023年10月2日に単独株式移転により設立されたため、前年同中間期実績及び対前中間期増減率は記載していない。
DX推進事業の売上高は前年同期比44.3%増の16.74億円、営業損失は0.47億円(前年同期は0.64億円の損失)となった。当中間連結会計期間においても、顔認証プラットフォームサービス(FreeiD)におけるソリュ ーション(顔認証デバイス)導入の拡大や顧客企業のDXを推進するDX支援(クラウドインテグレーション等)の 拡大に注力した。顔認証プラットフォームサービス(FreeiD)の事業では、顔認証ソリューションのマンションへの導入が拡大しており、当中間連結会計期間末現在118棟と節目の100棟を突破した。顔認証ソリューションの導入については、マンションへの標準採用を決定しているディベロッパーの案件も 順調に増えており、今後も導入実績が拡大することが想定される。企業のDX支援においても、グループ内のスキル・ノウハウ・実績を相互に活用することによる受注案件の増加や人材交流による効率的な案件対応など、事業自体の拡大とグループ内シナジーの発揮がともに見られる状況となっている。
DX不動産事業の売上高は同22.2%増の283.62億円、営業利益は同20.3%減の24.45億円となった。当中間連結会計期間末におけるDX不動産会員数及び当中間連結会計期間における商品別の提供数は以下となった。DX不動産会員数181,681人、新築マンションブランド「クレイシア」シリーズ等217戸、中古マンション492戸、新築コンパクトマンションブランド「ヴァースクレイシア」シリーズ等99戸、都市型アパートブランド「ソルナクレイシア」シリーズ4棟。またストック収入のベースとなる管理戸数も継続して拡大し、以下となり、収入も着実に増加している。賃貸管理戸数6,079戸、建物管理戸数5,316戸。
2025年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比19.5%増(前回予想比2.0%増)の510.00億円、営業利益が同6.0%増(同1.9%増)の26.50億円、経常利益が同2.8%増(前回予想と変わらず)の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%増(同4.0%増)の13.00億円としている。
また、同日、2025年3月期の期末配当金を前回予想から2.00円増配の16.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は28.00円(前期比17.00円減配)となる。《ST》