【株式市場】前場の日経平均は866円高、「トランプ氏優勢」とともに上げ幅広げ高値引け

2024年11月6日 12:23

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9341円44銭(866円54銭高)、TOPIXは2716.03ポイント(51.77ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億4688万株

 11月6日(水)前場の東京株式市場は、日経平均が203円高で始まった後も次第高となり、午前11時頃からは上げピッチを強めて866円高まで上げ高値引けとなった。NYダウやNASDAQ指数の反発を受けてアドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株が軒並み続伸基調となったほか、米大統領選の開票が始まりトランプ氏の優勢が伝えられるにつれて主要銘柄の上げが強まり、三菱重<7011>(東証プライム)などの防衛株や日立<6501>(東証プライム)などのインフラ、原発関連株などが次第高。石油、商社、銀行株も高い。株価指数先物の上げに連れて幅広く裁定買いが入り、「日本叩き」のリスクがある日本製鉄<5401>(東証プライム)も上げ、全業種別指数が値上がりした。

 イトーキ<7972>(東証プライム)が第3四半期決算の最高益など好感されて急伸し、フジミインコーポ<5384>(東証プライム)は第2四半期決算の大幅増益など好感され急伸。マネーパートナーズG<8732>(東証スタンダード)は外為ドットコムからのTOB(株式公開買付)を受け3日連続ストップ高。TAC<4319>(東証スタンダード)は業績予想の増額が連日好感され2日連続大幅高。クラウドワークス<3900>(東証グロース)は9月決算と今期予想や株主優待の拡充が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は10億4688万株、売買代金は2兆2063億円。プライム上場1647銘柄のうち、値上がり銘柄数は1417銘柄、値下がり銘柄数は199銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、銀行、その他製品、機械、保険、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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