丸広百貨店坂戸店跡地、コープみらいの「坂戸薬師町店」が11月12日開業へ
2024年11月6日 20:19
埼玉県坂戸市の丸広百貨店坂戸店跡(坂戸市薬師町)で、コープみらいの「坂戸薬師町店」が11月12日に開業する。近隣のミニコープ薬師町店(坂戸市薬師町)などミニコープ3店を移転集約した店舗で、ドラッグストアの「ウエルシア薬局」などもテナントとして同時にオープンする。
【こちらも】星が丘ボウル跡地、東山遊園と椙山女学園が街区再開発 商業・大学施設整備へ
コープ坂戸薬師町店は、売り場面積約6,500平方メートルで、うち直営部分の売り場面積は約1,500平方メートル。産地直送品を中心にコープならではの商品で他店と差別化を図ると同時に、カットフルーツやカット野菜、季節感のある魚介類、店内加工の食肉類に力を入れる。
惣菜は店内製造のおはぎやおにぎり、魚惣菜などを充実させ、冷凍食品はコープみらいで最大級の品ぞろえとする。純水給水器と炭酸水製造機を店内に設置、ペットボトルキャップを樹脂素材にリサイクルしたベビーカーを導入するほか、群馬県で人気の幸煎餅を扱い、手土産需要に対応する。
テナントは12日にウエルシア薬局のほか、ファストフードの「ケンタッキーフライドチキン」、フィットネスジムの「FIT365」、歯科医院の「のじま歯科クリニック」がオープンする。
さらに、12月下旬にベビー・子ども用品の「西松屋」、英会話教室の「ペッピーキッズクラブ」、2025年2月にヘアカラー専門店の「クイックカラーQ」、買取専門店の「おたからや」が登場を予定している。
丸広百貨店坂戸店2002年、スーパーの「忠実屋坂戸店」を引き継いだ大型スーパーの「ダイエー坂戸店」を承継する形でオープン。3階建て建物に約7,000平方メートルの売り場を備え、地域に親しまれたが、商圏の人口減少などから、2022年に閉店し、建物が取り壊されていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)