カルティエ、東京・表参道で”TRINITY 100 ポップアップ”をオープン 大規模なパーティーも国立競技場で開催

2024年11月2日 10:17

 「カルティエ」が、2024年10月31日にアイコンジュエリー「トリニティ」の誕生100周年を記念し、表参道で”TRINITY 100”ポップアップ”をオープン。同ポップアップは、「トリニティ モニュメント」やデジタルコンテンツ、アーカイブから最新デザインまでの展示などが特徴で、ジャン・コクトーのストーリーにのせたコンテンツも用意されている。また、10月30日には国立競技場で大規模パーティを開催。セレブリティが多数参加し、「トリニティ」の100年間の創造的進化とこれからの100年の幕開けを祝った。  

 ”TRINITY 100”ポップアップは、注目を集める「トリニティ モニュメント」とアイコニックなデザインで特徴付けられている。表参道交差点に位置し、3本のリングと3色のゴールドが象徴的なモニュメントとして目立つ。内部では、「トリニティ」を象徴し、カルティエの歴史を映し出す「3」にまつわるデジタルコンテンツが展示されている。  この「トリニティ」は、色の組み合わせ、リングの滑らかな動き、シンプルなデザイン、シンボルの力、すべてにおいて大胆さを示す。壁面にはアーカイブから最新デザインまでが時系列で展示され、「トリニティ」の100年間の創造的進化を見ることができる。
 
 また、詩人ジャン・コクトーのストーリーを基にしたコンテンツも用意されている。コクトーは1930年代に「トリニティ」を着用し、その人気を高めた。彼のスタイルである2つのリングを左の小指に重ね着けする姿は、プロジェクションマッピングの映像とともに室内で紹介される。この部分の日本語ナレーションは俳優の玉森裕太が担当する。
      来場セレブリティ

国立競技場で大規模パーティーを開催

 10月30日には国立競技場で大規模なパーティーを開催した。競技場の前身である明治神宮外苑競技場は、大正13年に日本初の本格的陸上競技場として設立された。これは「トリニティ」と同じく100年の歴史を歩んだ場所で、「トリニティ」が100年間紡いできた歴史と、これからの100年の幕開けを多くのゲストとともに盛大に祝った。
 
 スタンド後方にパーティースペースを設え、アーティスト3組がトリオを組んでライブパフォーマンスを行い、「トリニティ」の価値観である愛や普遍性、絆を表現した。

 オープニングでは坂本美雨、森山直太朗、原 摩利彦、美雨の父である坂本龍一が美雨のために制作した「The Other Side of Love」を披露。坂本は「100 年という年月、愛されてきたトリニティ。ジュエリーと同じく、歌もまた、世代を超えて受け継がれていくものです。この大切な夜に、親の世代から音楽のギフトを受け取って育ってきた、深い繋がりを感じる仲間と共に奏でることができるのはとても幸せです」と語る。続いて、森山の楽曲「さもありなん」や「生きてることが辛いなら」を原のピアノにのせて歌い上げた。

 次にパーティを盛り上げたのが、AwichとDJ U-LEE、Satoshi Hironaka。DJ とドラムというシンプルな構成でラップを披露し、ヒップホップのクラシックな要素や歴史を感じさせるパフォーマンスで、「トリニティ」からインスパイアされた‟受け継がれる”という要素を表現した。「トリニティ 100 周年ということで、ラッパーである私が何を表現出来るか、を考えた時に、まだヒップホップ自体が誕生して 50 年なのですが、今後 100 年先も続いていくであろう、ずっと受け継がれていくヒップホップのクラシックな要素、歴史を感じられるような表現をしたいと思いました。今回パフォーマンスするのは、私がいま取り組んでいる未発表の新曲です。DJ とドラムというシンプルな構成でラップしたいと考えました」とコメントしている。
 

常田大希(写真下)    パーティのフィナーレを飾った常田大希と常田俊太郎、宮川純は、「トリニティ」100 周年のために書き下ろしたチェロ組曲「祝祭」をフィールドに設けたステージで披露した。常田大希は「Cカルティエ トリニティ生誕 100 周年。人生 100 年時代と言われるここ日本に於ける人、一生涯の年月。母胎の中で心臓が鼓動を始める瞬間「生」。人生という名の長き旅を終える瞬間「死」。これらをテーマにチェロ組曲『祝祭(英題: SHUKUSAI for Cartier)』を書き上げました」と奏でた楽曲に寄せる思いを語った。
 
 このライブ映像は、表参道・ポップアップ会場内にて上映予定だ。

 また、映画監督の寒竹ゆりが制作したショートフィルム「A Tiny Story for TRINITY LES POCHES」が初公開された。主演に森七菜を迎え、100年前と現代を「トリニティ」が繋ぐオリジナルストーリーが展開される。このショートフィルムの劇伴音楽は原摩利彦、劇中歌は坂本美雨が手掛けた。ダンサーのアオイヤマダがコレオグラファーとして参加した。  
  セレブリティスナップ

■”TRINITY 100” ポップアップ
期間:2024 年 10 月 31 日(木)〜11 月 17 日(日)
営業時間:平日 12:00~19:00 、土日祝 11:00~19:00(最終入場 18:30) 入場無料
場所:表参道交差点(東京都港区南青山 5-1-1)   Courtesy of Cartier (文中敬称略)

 
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