セレンディップ・ホールディングス エクセル・グループの株式を取得(子会社化)

2024年10月25日 12:50

*12:50JST セレンディップ・ホールディングス---エクセル・グループの株式を取得(子会社化)
セレンディップ・ホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0731800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7318></a>は23日、同日開催の取締役会において、新設するセレンディップSPC1号(本社:名古屋市中区、以下、SPC)を通じてエクセル・グループ(本社:東京都中央区、以下、エクセル)の株式を取得し、子会社化することについて決議したと発表した。取得価額は非公表。取得予定日は2024年12月14日。商工中金キャピタル(本社:東京都中央区)がファイナンシャル・スポンサーとして資本参加する。

エクセルは、国内5社及び海外4社の計9社で構成されており、3次元ブロー成型をコア技術とし、主に自動車部品ダクト等の樹脂成型品の開発・製造を行っている。アメリカ・タイを中心に、製品を製造・供給する体制を構築しており、同社の自動車部品ダクトは、乗用車のみならず、トラックやピックアップトラックにも採用され、HEVのみならずEVへの移行期のつなぎとして注目されているPHEVにも継続的に採用されている。

同社は、子会社化により、エクセルのグローバル生産体制基盤を活用した自動車内外装品の需要のさらなる取り込み、エクセルが得意とするトラックやピックアップトラックメーカーへの自動車内外装品部品の拡販、原料となる樹脂材料の共同購買によるコスト削減、EVで期待される静音性能に優れ快適な車内空間を実現する新技術・新製品の共同開発などの事業面におけるシナジーや、現場のスマート化を進め、更なる成長を遂げるための経営基盤の確立といった経営面におけるシナジーの創出を目指していく。《AK》

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