GMOーAP Research Memo(6):2024年12月期の利益予想を下方修正

2024年10月22日 12:06

*12:06JST GMOーAP Research Memo(6):2024年12月期の利益予想を下方修正
■GMOアドパートナーズ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0478400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4784></a>の今後の見通し

● 2024年12月期連結業績予想の概要
2024年12月期の連結業績予想は2024年8月8日付けで各利益を下方修正した。売上高が前期比0.6%増の15,000百万円、営業利益が100百万円(前期は25百万円の損失)、経常利益が同44.5%減の100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.3%増の55百万円としている。期初計画(売上高15,000百万円、営業利益400百万円、経常利益400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益220百万円)に対して、売上高を据え置き、営業利益を300百万円減、経常利益を300百万円減、親会社株主に帰属する当期純利益を165百万円減とする下方修正を行った。上期に再編関連費用(アドバイザリー費用213百万円)を計上したことに加え、下期にも再編関連費用(臨時株主総会費用、体制整備に係る一時費用など)の計上を見込んでいる。

なお、再編関連費用の影響を除くベースでは期初計画を据え置いた形となる。取扱高と売上高については下期からの回復を見込み、子会社再編による人員配置適正化や競争力強化の効果、自社商材拡販による売上総利益率上昇効果、採用費・販促費を中心とする各種費用の抑制効果などにより、営業利益回復基調を見込んでいる。経常利益については前期の営業外収益で計上した投資事業組合運用益を見込まず減益予想としている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)《HN》

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