新興市場銘柄ダイジェスト:アイデミーは大幅続落、AeroEdgeがストップ高

2024年10月11日 15:16

*15:16JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アイデミーは大幅続落、AeroEdgeがストップ高
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0390700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3907></a> シリコンスタ 816 -24
反落。10日の取引終了後、24年11月期通期業績予想の下方修正を発表し、これを受け売り優勢となっている。売上高は44.24億円(従来予想比3.8%減)、営業利益は1.48億円(同41.7%減)、経常利益は1.31億円(同48.6%減)と一転して減益見通しとした。受託開発におけるゲーム環境開発請負の減少および子会社の事業構造改革を通じた時的な売上減の他、とりわけゲーム企業の急激な採用意欲減退による人材紹介事業の大幅な落ち込み等が要因としている。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0557700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5577></a> アイデミー 1079 -101
大幅続落。10日の取引終了後に25年5月期第1四半期の業績を発表し、売られている。営業損失は27,464千円、経常損失は28,087千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は36,238千円と赤字に転落した。まぼろしの株式取得や、法人顧客向けの大規模マーケティングイベント開催、中期的な成長を見据えた人材採用など先行投資を積極的に進めたことが要因としている。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0401700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4017></a> クリーマ 260 -14
続落。10日の取引終了後に25年2月期第2四半期の業績を発表し、これを嫌気した売りに押されている。経常利益は前年同期比63%となる0.16億円と大幅減益となった。ただ、これは前年同時期にイベント関連の補助金収入が計上されていたことによるもので、売上高は前年同期比101%となる12.48億円、営業利益は同342%となる0.16億円と堅調に推移している。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0740900?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7409></a> AeroEdge 2273 +400
ストップ高。10日の取引終了後、グローバル大手航空機関連メーカーとの部品供給に関する長期契約の締結を発表し、好感されている。今回の契約は、海外グローバル大手航空機関連メーカーに、商業用航空機関連部品を同社が製造・販売するための長期契約となる。同社は、同契約に基づき、関連する航空機部品の生産に必要な契約部品の一定割合を契約期間にわたって供給する予定である。また、LEAPエンジンではない他の航空機関連部品の量産化を実現することで、事業ポートフォリオの拡大を目指すという。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0706600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7066></a> ピアズ 795 +29
急反発。10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表し、これを手掛かりに急反発している。取得し得る株式の上限は25万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.6%)、または2億円としている。取得期間は10月15日から25年4月14日まで。同社は、株主還元として配当のほかに自己株式取得も選択肢として考えており、現状の株式の市場価格及び財務状況などを総合的に勘案し、経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を目的として実施するとしている。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0459300?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4593></a> ヘリオス 205 0
朝高後、値を消す。AND medical groupとの培養上清活用に向けた共同研究契約に基づくマイルストーン達成と需要予測を発表し、好材料視されている。同社が保有する再生医療等製品の生産に関する技術及びその生産の過程で産出される培養上清の活用を目指したAND medicalとの共同研究契約における研究の進捗に応じた1回目のマイルストーンを達成、契約締結時の一時金6,000万円に続き、当該マイルストーンの対価として6,000万円を受領し、24年12月期第4四半期に入金予定という。《ST》

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