芙蓉総合リース 芙蓉オートリース、横河レンタ・リース、REXEVが、VPPの構築に向けた実証事業開始

2024年10月11日 14:13

*14:13JST 芙蓉総合リース---芙蓉オートリース、横河レンタ・リース、REXEVが、VPPの構築に向けた実証事業開始
芙蓉総合リース<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0842400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><8424></a>は10日、同社の子会社の芙蓉オートリースと横河電機<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0684100?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6841></a>の子会社の横河レンタ・リースとREXEVが、電気自動車(EV)をエネルギーマネジメントシステムにより効率的に運用することで、個々に点在するEVを集約し、EV由来の大規模な需給調整力を発揮するVPPの構築に向けた実証事業を開始したことを発表した。

同事業では、EV充放電遠隔制御のシステムを採用したEVの車載蓄電池の情報をクラウド上で集約・管理し、蓄電池の充放電を遠隔で制御する。将来的には同じシステム管理下にある他のVPP参加企業のEVとも連携させることで、多数のEVと連動した大規模な調整力を市場に提供することを目指す。

横河レンタ・リースは、芙蓉オートリースからのリース提供を受け、EV車両2台を新たに導入する。横河レンタ・リースのテクニカルセンター「相模原テック」の敷地内に充放電器2台を導入し、同充放電器に搭載したREXEVのエネルギーマネジメントシステム「Flemobi」を活用して環境に配慮した自社EVの運用・管理を実施する。また、REXEVのVPP実証事業(EV蓄電池アグリゲーションによる大規模VPP事業)に協力する。同社はREXEVと資本業務提携をしており、VPP参加企業の拡大に向けた顧客紹介・営業協力を行っている。

各社は、同事業に協力することでEVを活用した新しい需給調整の仕組みを共同で創出し、VPPの構築を通じ、脱炭素社会の実現に向け持続可能なエネルギー管理と電力需給の安定化を目指す。《AK》

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