新興市場銘柄ダイジェスト:ヘリオスは大幅反発、コラボスが急騰
2024年10月3日 15:25
*15:25JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ヘリオスは大幅反発、コラボスが急騰
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0704700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7047></a> ポート 2162 +66
反発。地方自治体・地方企業の雇用DX推進状況を発表し好材料視されている。同社は従前からチェンジホールディングスとの共同事業「地方自治体・地方企業の雇用DX」を進めているが、地方自治体からの受注件数、地方企業からの売上収益が好調に推移しているとしている。25年3月期は既に38自治体の支援実績を見込んでおり前年同期比+22%増に、また、地方企業への人材採用支援による売上収益(関東・近畿地方以外)は25年3月期4-9月累計の見込みで同+101%増(約2倍)の高い伸びとなっている。
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0740900?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7409></a> AeroEdge 1850 -4
下落。英国ケンブリッジ大学発のスタートアップNeutreeno.Incと科学的アプローチによる脱炭素検証を開始したことを発表し、上昇して始まったが売りに押されている。Neutreeno社の科学的根拠に基づいたアプローチにより、温室効果ガス排出量計算の精度を高め、サプライチェーンにおけるデータの質、透明性、可視性の定量化することを目的に、Neutreeno社とNeutreeno社の脱炭素に向けた先進的なデジタルシステムを用いた温室効果ガス排出量の初期検証を実施したという。
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0437500?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4375></a> セーフィー 785 +14
反発。アワーズが運営するアドベンチャーワールドでクラウドカメラが採用され利用開始されたことを発表した。これまでアドベンチャーワールドの園内では、安心・安全を主な目的として様々な場所でカメラが活用されてきたが、従来のオンプレミス型のためサーバールームでのみ録画映像確認に留まるほか、有事の際にリアルタイムで録画映像を確認できないこと等に課題があった。また、ハードウェア故障時のメンテナンスや引き継ぎのケースを想定し、クラウドで管理した場合は手間を軽減できると考え導入に至ったという。
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0390000?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3900></a> クラウドW 1280 -11
もみ合い。足利銀行との業務提携を発表、運営するIT人材のダイレクトマッチングサービス「テックダイレクト」を通じて、足利銀行のクライアントとIT人材をマッチングし、地域企業のDX推進に関する課題解決を目指す。「テックダイレクト」には2万人以上のフリーランスIT人材が登録しており、企業の予算内でフレキシブルな稼働依頼が可能な上、直接契約のためエージェント経由でマッチングするよりも安価で人材を獲得できるため、限られた予算でDXを進めたい企業に適した採用手法となる。
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0390800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3908></a> コラボス 353 +44
急騰、年初来高値更新。2日の取引終了後に25年3月期第2四半期及び通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。売上高は前回発表予想を下回る見込みだが、25年3月期第2四半期累計の最終損益を従来予想の4300万円の赤字から一転6300万円の黒字に上方修正、通期の最終損益も従来予想の1000万円の黒字から1億3000万円の黒字に13倍上方修正した。適正な経営資源の再配置が進み外注費等のコスト削減が当初の想定よりも前倒しで進捗したことや、関係会社売却益が要因としている。
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0459300?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4593></a> ヘリオス 220 +7
大幅反発。日本での急性呼吸窮迫症候群(ARDS)治療薬の条件及び期限付承認申請実施の決定を発表した。日本国内で完了した第2相試験と米英で実施した第2相試験の良好な結果に加え、検証試験としてREVIVE-ARDS試験を実施することを前提に、国内での条件及び期限付承認申請を行うことに決定した。これにより治験計画届を提出していた日本国内での第3相試験も必要がなくなったため取り止める予定で、米国におけるグローバル第3相試験開始に向けた準備と合わせ、詳細が決定次第公表していくという。《ST》