ハウテレビジョン 上半期は過去最高の売上高11.4億円。14四半期連続での増収増益記録を更新

2024年9月13日 19:32

*19:32JST ハウテレビジョン---上半期は過去最高の売上高11.4億円。14四半期連続での増収増益記録を更新
ハウテレビジョン<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0706400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7064></a>は11日、2025年1月期上半期(24年2月-7月)決算を発表した。連結ベースでの売上高が11.40億円、営業利益が2.93億円、経常利益が2.92億円、EBITDAは3.21億円、親会社株主に帰属する中間純利益が1.84億円となった。
前年同期比では、売上高は+24%増加、EBITDAは+39%増加となった。

売上高のサービス別での内訳では、新卒サービスが9.61億円(前年同期比+26%、営業利益率66.8%)、中途サービスが1.34億円(前年同期比▲14%、営業利益率45.5%)、RPO(採用代行)サービスが0.46億円(前年同期はなし、営業利益率39.1%)だった。

新卒サービス(外資就活ドットコム)においては、戦略的なマーケティング・営業活動により、顧客層・顧客数の拡大と単価向上に向けた施策を推進している。顧客層・顧客数の拡大に関しては、カスタマーサクセスの拡充により継続率を向上させつつ、ブランド認知の浸透を目的とした露出の強化や日系大手・メガベンチャーなどの開拓により新規顧客の獲得を進め取引企業数の拡大を図ってきた。 単価向上に関しては、課題解決型提案による価値の最大化を志向し、新規エンジニア採用のための強化プランのリリース、女性・理系採用特化商品等の充実やジョブ型採用の導入・促進を実施した。

中途サービス(Liiga)においては、事業及びプロダクトの変革に従来以上のスピード感で取り組むため、2024年2月に新設分割によりLiiga株式会社に分社化した。当中間連結会計期間においては、従来の固定報酬モデルから成功報酬モデルへの構造改革を進めており、利用エージェントとのマッチング以降の決定率向上を企図した取り組みを進めている。

RPO(採用代行)サービスは、2024年4月に株式を取得し連結子会社とした株式会社ログリオを中心に展開している。同社は、エンジニア採用(DevHR)領域で高い専門性を有するRPOサービスを展開している。RPOサービスは、既存のキャリアプラットフォーム事業との親和性が高いこと、今後も高い市場成長の見込まれる領域であるとしている。当中間連結会計期間においては、収益の上積みに貢献している。

当中間連結会計期間における新卒サービス領域の具体的な取り組みとしては、50社以上のトップ企業が集う恒例のオンラインイベント「外資就活Live Spring 2024」、オフライン合同座談会「外資就活Meetup」の開催や、エンジニア就活に特化したサービス「Software Engineer就活 by 外資就活ドットコム」の新規リリースを行っている。

キャリアプラットフォーム事業においては、「累積取引社数」及び「累積会員数」を重要な経営指標として定義している。当中間連結会計期間末におけるキャリアプラットフォーム事業の累積取引社数は936社(前期末から43社増)に、また、累積会員数は563,975人(前期末から38,911人増)と、着実な伸長を継続している。

2025年1月期通期の連結業績予想については、売上高が23.90億円、営業利益が4.50億円、経常利益が4.46億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.03億円とする期初計画を据え置いている。《AK》

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