RIZAP-G Research Memo(3):ヘルスケア・美容事業とライフスタイル事業が2大事業セグメント

2024年9月12日 13:03

*13:03JST RIZAP-G Research Memo(3):ヘルスケア・美容事業とライフスタイル事業が2大事業セグメント
■事業概要

RIZAPグループ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0292800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><2928></a>の事業セグメントはヘルスケア・美容事業、ライフスタイル事業、インベストメント事業の3つである。ヘルスケア・美容事業は、運動初心者向けコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」及びパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」などのRIZAP関連事業の運営、体型補正用下着、美容関連用品・化粧品・健康食品等の販売等が含まれる。創業以来の中核事業であり、全社売上収益の40.6%(2025年3月期第1四半期)を構成する。積極投資中のため営業損失を計上しているが、潜在的には収益性が最も高い事業セグメントである。ライフスタイル事業は、エンターテインメント商品等の小売及びリユース事業の店舗運営、インテリア雑貨、アパレル及びアパレル雑貨の企画・開発・製造・販売、スポーツ用品の販売等を手掛けている。全社売上収益の44.7%(同)と同社最大規模であり、取り組んできた構造改革が奏功し収益性が改善している。インベストメント事業は、グループ会社間でのシナジーを支える機能会社群として安定的な収益創出を目指すセグメントと位置付けており、フィットネスやアパレル、宝飾品・和装小物・婦人用品の卸売販売及び意匠撚糸の製造・販売等を行っている。全社売上収益の14.8%(同)であり、比較的安定した収益を稼いでいる。全体的に、2025年3月期第1四半期は戦略的に先行投資を行っている事業が多く、セグメント利益でマイナスとなっているが、通期ではいずれのセグメントも黒字化の計画である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)《HN》

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