KeyH Research Memo(3):ゲーム機設置から総合エンターテインメントへと業容を大転換

2024年9月11日 13:03

*13:03JST KeyH Research Memo(3):ゲーム機設置から総合エンターテインメントへと業容を大転換
■会社概要

2. 沿革
KeyHolder<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0471200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4712></a>は1967年、輸入娯楽機を中心としたゲーム機設置営業を目的に(株)シグマの社名で設立された。海外製アミューズメント機器の輸入販売・運用に始まり、独自のゲーム機器の開発と販売、さらにはゲームセンターなどの施設運営へと事業を拡大し、1998年には日本証券業協会に店頭登録した。その後、幾度かの変革を経た後、2018年に新たな収益体制の確立に向け、アミューズメント関連事業からエンターテインメント関連事業へと業容を大転換した。結果的にこれが奏功し、M&Aや事業開発などによりその後わずか数年で、アイドルグループやバンド、タレントなどのIPコンテンツの管理・運営をはじめ、バラエティ番組やテレビドラマなどの映像制作、広告代理店業などを展開する総合エンターテインメントグループに生まれ変わった。現在はエンターテイメントを中心に事業を展開しているが、社歴で分かるようにエンターテインメントに係る多様なマネタイズポイントを同一のグループ傘下で展開できる企業グループを目指しており、2022年7月のインターネット広告事業、2023年5月の映像制作に係るバックオフィス業務、2024年1月のスマートフォン向けゲームアプリ事業への参入に続き、2024年10月には運送事業及び倉庫事業を展開するトポスエンタープライズを子会社化し、倉庫・運送事業に乗り出す計画である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)《HN》

最新記事