【株式市場】前場の日経平均は222円高、半導体株など買い直され次第高
2024年8月30日 12:25
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8585円43銭(222円90銭高)、TOPIXは2708.08イント(15.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億1869万株
8月30日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの2日ぶり最高値更新などを受けてソニーG<6758>(東証プライム)やTDK<6762>(東証プライム)、三井物産<8031>(東証プライム)などが堅調に始まり、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株は朝寄り後に軟化した銘柄がみられたが中盤から上げ始めた。自動車株や機械、鉄鋼、非鉄金属株なども総じて堅調に推移。日経平均は午前9時半頃に45円66銭安(3万8316円87銭)まで軟化したが、あとはジリ高となり、11時前に247円82銭高(3万8610円35銭)まで上げて前引けも上げ幅200円台を保った。
米エヌビディアが示した業績予想などを受けて半導体関連株が軒並み買い直され、TOWA<6315>(東証プライム)は株式3分割も寄与して大幅反発。小林製薬<4967>(東証プライム)はMBO(経営側による企業買収)の可能性が週刊誌に掲載とされて急反発。メディシノバ・インク<4875>(東証スタンダード)は米国での特許が材料視され一時ストップ高。アイズ<5242>(東証グロース)は再び急伸し検索サイトの特許取得が連日好感されストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は7億1869万株、売買代金は1兆7388億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1035銘柄、値下がり銘柄数は560銘柄。
東証33業種別指数は23業種が値上がりし、非鉄金属、海運、卸売り、輸送用機器、電力ガス、機械、電気機器、鉄鋼、石油石炭、証券商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)