【株式市場】前場の日経平均は54円安、半導体株が重く影響するがNYダウ最高値など受けTOPIXは小高い

2024年8月27日 12:27

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8055円62銭(54円60銭安)、TOPIXは2669.84ポイント(8.43ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億7281万株

 8月27日(火)前場の東京株式市場は、円相場の反落・円安とNYダウの約1か月ぶり最高値更新などが好感され、ソニーG<6758>(東証プライム)が3日ぶりに戻り高値を更新し、日本製鉄<5401>(東証プライム)やトヨタ<7203>(東証プライム)、三菱重<7011>(東証プライム)なども上げ、紙パ、大手商社、海運株なども堅調となった。一方、半導体関連株は米NASDAQ安などで軟調。日経平均は取引開始後に198円90銭安(3万7911円32銭)まで下げたが、その後はもみ合いながら次第に底堅くなり前引けは54円安にとどまった。TOPIXは小高い。

 日鉄SOL<2327>(東証プライム)が上場来の高値を更新し投資ファンドの3Dインベストメントによる保有など材料視。コーアツ工業<1743>(東証スタンダード)は業績・配当予想の増額修正が好感され一時ストップ高。まぐまぐ<4059>(東証スタンダード)は引き続きクリエイター活躍を支援するプラットフォーム開始が好感されて再びストップ高。アイズ<5242>(東証グロース)は特許取得に注目集中となりストップ高。キッズウェル・バイオ<4584>(東証グロース)は国立研究開発法人・日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業への採択が好感され一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は少な目で6億7281万株、売買代金は1兆5506億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1230銘柄、値下がり銘柄数は378銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、鉱業、パルプ紙、保険、鉄鋼、海運、輸送用機器、倉庫運輸、石油石炭、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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