新興市場銘柄ダイジェスト:メンタルヘルスTは反発、シェアリングTが一時ストップ高

2024年8月22日 15:53

*15:53JST 新興市場銘柄ダイジェスト:メンタルヘルスTは反発、シェアリングTが一時ストップ高


<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0258600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><2586></a> フルッタ 67 -2
続落。21日の取引終了後、東京証券取引所が信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を22日売買分から実施すると発表し、これを嫌気して売られているようだ。日本証券金融も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を22日売買分から50%(同20%)にすると発表した。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0921800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9218></a> メンタルヘルスT 850 +44
反発。21日の取引終了後、防衛省職員約1,500名に対する健康管理・メンタルヘルス対策プロジェクトを支援することを発表し、好材料視されている。同支援は、100%子会社であるAvenirにて行い、同社コンサルタントによる職場状況の分析・改善提案や、産業医及び産業保健師等による役務提供サービスと従業員の心身の健康管理に資する各種クラウド型サービス「ELPIS」をパッケージ化した『産業医クラウド』の提供により、包括的な健康管理・メンタルヘルス対策を実施する。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0459300?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4593></a> ヘリオス 216 +11
大幅上昇、年初来高値更新。24年9月19日から21日に開催される第83回日本癌学会学術総会において、同社が研究開発を進めているeNK細胞の研究成果を発表すると公表し、好感されている。eNK細胞は遺伝子編集技術により細胞傷害活性の増強だけでなく、患者免疫細胞のリクルート(呼び込み)や固形がんへの浸潤特性も強化された、同社独自の遺伝子編集iPSC NK細胞プラットフォームである。eNK細胞が肺がん同所生着モデルマウスなどに対して抗腫瘍効果を有することを確認しているという。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0165A00?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><165A></a> SBIレオス 1344 +300
ストップ高。従来未定としていた配当予想について中間・期末各27円20銭の合計54円40銭(前期実績36円)にすると発表した。親会社株主に帰属する当期純利益に対する連結配当性向を50%以上として、利益成長による増配を基本線としつつ配当金額の変動を抑えるため、DOE(株主資本配当率)が10%以上となるように年間の配当金を設定するとしている。そのため、期末配当を上方修正する可能性はあっても下方修正の予定はないという。併せて9月30日を基準日に1株を8株に分割すると発表した。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0398900?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3989></a> シェアリングT 766 +80
年初来高値更新、一時ストップ高。8月21日受付でアセット・バリュー・インベスターズ・リミテッドが財務省に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出したことを受けて買われている。報告書によれば、アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッドの保有株数は1,206,000株、株式保有割合は5.20%となり、新たに5%を超えたことが判明した。報告義務発生日は8月14日となっている。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0419200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4192></a> スパイダープラス 446 +21
反発。21日の取引終了後、建設DXサービス「SPIDERPLUS」が、新菱冷熱工業のデータ分析基盤(BIツール)と連携したことを発表し、好材料視されている。SPIDERPLUSの利用状況をBIツール上で確認したいという新菱冷熱工業の要望に対し、同社が開発を行った。本連携によって、データ主導によるSPIDERPLUSのさらなる活用促進と業務効率化を進め、新菱冷熱工業が進めているデジタル活用、データ連携による「施工プロセスの変革」をともに目指すという。《ST》

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