P-京橋アートレジ Research Memo(5):ESGやSDGsへの取り組みを強化

2024年8月20日 14:05

*14:05JST P-京橋アートレジ Research Memo(5):ESGやSDGsへの取り組みを強化
■事業概要

3. ESG関連事業
京橋アートレジデンス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0553600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5536></a>は、再生可能エネルギー事業や様々な取引先企業と連携して暮らしを豊かにする実業としてESGやSDGsへの取り組みを強化しており、人々が明るく笑顔で暮らせる住まいづくりと豊かな社会の創造を目指している。再生可能エネルギー事業は、ESG事業の主軸となっている事業である。東日本大震災以降、原子力発電に依存しない電力確保が望まれるなか、CO2を排出することがない「太陽光発電」は環境に優しく安全でクリーンなエネルギーとして普及が急がれている。このことを踏まえ、同社は2013年に太陽光発電施設第1号を稼働させ、社会への安定した電力供給を目指し、千葉県・茨城県を中心に全国27ヶ所の太陽光発電施設を保有運営している。

不動産保有事業では、ポートフォリオ経営も意識して、住宅の供給以外で住まいや暮らしに役立つ学習塾や幼児教育、児童養護施設、トランクルーム、コインランドリーといった安定資産を保有・運営している。これにより快適な社会生活の実現に貢献する方針だが、さらに同社企業活動の安定化や今後の事業展開に生かしていく考えである。このため、不動産開発創造事業で自社開発したマンションや戸建などの物件のうち、特に利回りの良いものを中心に、自社で保有運営したりホテルや生活関連施設を賃貸したりする賃貸資産保有事業も展開している。また、少子高齢化や人手不足など社会変化が急速に進むと予測されるなか、高齢者支援などにも取り組む考えである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)《HN》

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