フレアス 1Qは2ケタ増収、その他事業を除き増収を果たす

2024年8月15日 14:48

*14:48JST フレアス---1Qは2ケタ増収、その他事業を除き増収を果たす
フレアス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0706200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7062></a>は14日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.4%増の16.53億円、営業損失が0.59億円(前年同期は0.57億円の利益)、経常損失が0.71億円(同0.55億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.56億円(同0.29億円の利益)となった。

マッサージ直営事業の売上高は9.54億円(前年同四半期比8.1%増)、セグメント利益は2.75億円(前年同四半期比3.0%増)となった。2024年6月のはり師、きゅう師及びあん摩マッサージ指圧師の施術に係る療養費改定により施術単価が増加した結果、増収増益となった。

マッサージフランチャイズ事業の売上高は2.24億円(前年同四半期比2.8%増)、セグメント利益は0.59億円(前年同四半期比11.3%増)となった。フランチャイズ加入パッケージを拡充したこと等で「フレアス在宅マッ サージ」フランチャイズの新規開設数が7件あり、当第1四半期連結累計期間末における加盟店数は330拠点(前年同四半期末比10.0%増)となった。

施設系介護サービス事業の売上高は3.70億円(前年同四半期比142.2%増)、セグメント損失は1.71億円(前年同四半期セグメント損失は0.56億円)となった。2024年5月に看護小規模多機能板橋西台、2024年6月に看護小規模多機能四季の森公園の開設により、拠点数が10拠点となった。既存施設は、地域の医療機関等への営業活動の強化等により、登録利用者数が増加し、売上高が増加した。また、ホスピス事業は、2024年5月にメディカルケアホーム板橋西台、2024年6月にメディカルケアホーム四季の森公園を開設し、拠点数が5拠点となった。一方で、看護小規模多機能型居宅介護事業及びホスピス事業の新規開設のための費用が先行して発生した。

その他の事業の売上高は1.04億円(前年同四半期比3.4%減)、セグメント利益は0.06億円(前年同四半期比 214.0%増)となった。主な事業である訪問看護事業は、地域の医療機関及びケアマネジャーに対する営業の強化及びマッサージ直営事業拠点との共同営業を推進することで、同社グループのサービスの認知活動を推進した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比41.2%増の80.62億円、営業利益が同81.2%増の2.00億円、経常利益が同37.1%減の0.79億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.5%減の0.35億円とする期初計画を据え置いている。《SO》

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