プロジェクトホールディングス 1Qは減収なるもDX×HR事業が増収に

2024年8月15日 10:51

*10:51JST プロジェクトホールディングス---1Qは減収なるもDX×HR事業が増収に
プロジェクトホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0924600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9246></a>は13日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.1%減の26.89億円、営業損失が1.51億円(前年同期は4.20億円の利益)、経常損失が1.83億円(同4.22億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失が0.64億円(同2.44億円の利益)となった。

デジタルトランスフォーメーション事業の売上高は19.81億円(前年同期比15.1%減)、セグメント利益は3.69億円(同54.1%減)となった。サービスごとの売上高は、コンサルティングサービスが17.49億円(同8.5%減)、マーケティングサービスが2.18億円(同40.1%減)、UIscopeサービスが0.14億円(同75.2%減)となっている。過去の支援実績・業務品質を評価した既存クライアントからの追加発注と同時に、大手事業会社を中心に新規クライアントも継続的に獲得にも成功している一方、前連結会計年度中に発生した不祥事も影響して2023年10月から2024年3月にかけて従業員の離職が多く発生したこと、4月に37名が入社した新卒社員を中心に従業員の受入れ・育成を優先したことを受け、第2四半期に案件獲得を抑制したことが影響した。新卒社員をはじめとする未稼働人員の収益化が進む下期は増収・増益基調への転換を計画している。

DX×テクノロジー事業の売上高は4.78億円(同16.8%減)、セグメント損失は0.28億円(前年同期は0.21億円の利益)となった。主に外部パートナーを活用していた案件の取引が複数終了したことの影響が残り、売上高は減少して推移した。

DX×HR事業の売上高は2.28億円(同4.1%増)、セグメント利益は0.17億円(同69.1%減)となった。売上の内訳は、HRソリューションサービスが1.61億円(同5.2%減)、ヘルスケアサービスが0.67億円(同35.8%増)である。5月31日をもって「HRソリューションサービス」を手掛けるプロジェクトHRソリューションズの全株式を譲渡し同社の連結の範囲から除外された。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%減の57.50億円、営業損失が1.90億円、経常損失が2.20億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.20億円とする5月15日発表の修正計画を据え置いている。《SI》

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