ドラフト 2Qは売上高・各段階利益ともに上期予想から10%超上振れし、通期予想に対する進捗率も順調
2024年8月14日 14:51
*14:51JST ドラフト---2Qは売上高・各段階利益ともに上期予想から10%超上振れし、通期予想に対する進捗率も順調
ドラフト<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0507000?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5070></a>は13日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比71.2%増の66.85億円となった。営業利益は5.79億円(前年同期は0.96億円の損失)、経常利益は5.59億円(同1.12億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益は3.42億円(同1.12億円の損失)と黒字転換し、利益を計上した。売上高は期初予想(60億円)を11%超える着地。他方、販管費は概ね計画通りとなったため、各段階利益についても業績予想を上回る結果となった。
同社のデザインに対する根強い需要に加えて、四半期業績を意識した受注活動や、履行義務の進捗度に基づき計上する売上高が増加したことが要因である。売上高は前年同期比71.2%増と大幅な伸長となった。利益面では、前年同期に損失を計上した各利益段階で黒字転換し、利益を計上した。これは大幅増収効果に加え、販管費が前年同期比9.5%増にとどまったことによるものである。従業員の増加および昇給などに加えミラノサローネ出展費用などが発生したものの、前期発生したオフィス移転よる二重家賃が解消した。
売上高の対象領域別では、「ディスプレイデザイン・建築デザイン・その他」が31.53億円、「オフィスデザイン・プロジェクトマネジメント・その他」が35.32億円となった。両領域とも順調に売上高を伸ばしたが、当中間期においては「オフィスデザイン・プロジェクトマネジメント・その他」が特に高い伸びとなった。前連結会計年度から進行していた大型オフィスデザイン案件が完了し、当中間期分の売上高が計上されたこと、既存クライアントからの大型追加発注があったこと等による。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.1%増の120.00億円、営業利益が同12.6%増の9.80億円、経常利益が同13.2%増の9.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.3%増の5.80億円とする期初計画を据え置いている。《SO》