【株式市場】日経平均は258円安、後場寄り後を高値に値を消し反落

2024年8月8日 16:26

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万4831円15銭(258円47銭安)、TOPIXは2461.70ポイント(27.51ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は24億1922万株

 8月8日(木)後場の東京株式市場は、ニトリHD<9843>(東証プライム)が7日発表の四半期決算と円高など好感されて一段と強含んで始まり、良品計画<7453>(東証プライム)、も寄り後に一段と上げ、これまでの「円安によるコスト増」を脱却できそうな銘柄に注目が集まる様子となり、ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)も一段高。一方、ホンダ<7267>(東証プライム)などは後場寄り後に本日の高値をつけたものの次第に値を消し、「8月5日」急落後の回復力に濃淡がある様子となった。日経平均は後場寄り後につけた290円03銭高(3万5379円65銭)が本日の高値となり、13時頃からは再び小安い水準で一進一退を続けた。大引けは3万5000円を保てず反落となった。

 後場は、正午に第1四半期決算を発表した博報堂DYHD<2433>(東証プライム)が一段高で始まり、13時半に発表した高島<8007>(東証プライム)は急動意となってストップ高。富士ソフト<9749>(東証プライム)は株式非上場化に向けたTOB観測を受け前後場とも終日買い気配のままストップ高。アクリート<4395>(東証グロース)も終日買い気配となり中国企業との提携が好感されて2日連続ストップ高。インフォネット<4444>(東証グロース)は省庁・自治体向けAI検索システムなど好調とされストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は24億1922万株(前引けは12億237万株)、売買代金は5兆3509億円(同2兆7055億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は588(前引けは1055)銘柄、値下がり銘柄数は1027(同545)銘柄。

 東証33業種別指数は7業種(前引けは24業種)が値上がりし、鉱業、石油石炭、小売り、食料品、陸運、倉庫運輸、精密機器、が上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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