デジタルハーツ、独自のゲーム特化型AI翻訳エンジン「ELLA」を活用した翻訳サービスの本格提供を開始

2024年8月7日 12:23

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

■感情豊かな翻訳で、ゲームの世界をもっと身近に

 デジタルハーツホールディングス<3676>(東証プライム)グループのデジタルハーツは8月7日、デジタルハーツ独自のゲーム特化型AI翻訳エンジン「ELLA」を活用した翻訳サービスを、2024年8月7日に正式ローンチしたと発表。

 ELLAは、デジタルハーツとAI自動翻訳開発を行うロゼッタ(本社所在地:東京都千代田区)が共同開発したゲーム特化型AI翻訳エンジン。ELLAは、自然言語で入力された情報を数値に変換するAIと、数値をもとに文章に個性を与え翻訳するキャラクタージェネレーターAIの2種類のAIをベースに、デジタルハーツが長年ゲーム翻訳において培ってきた翻訳ノウハウやロゼッタ社のAI翻訳技術を組み合わせることで、これまでの機械翻訳では困難であった「感情豊かな表現を用いた自動翻訳」を実現した。

 ELLAの最大の特長は、キャラクターの個性や関係性を考慮した、人間らしい自然な翻訳ができる点。事前にキャラクターのパーソナリティを設定するだけで、そのキャラクターになりきった翻訳案をAIが自動的に提案してくれる。また、相手との関係性に応じて話し方を変化させることも可能。例えば、友人と話すとき、目上の人と話すとき、それぞれ異なる口調で翻訳することができる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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