コーユーレンティア、SBC東京医療大学のオープンスペースをリユース品の活用で、全面リニューアル

2024年8月6日 19:06

■学生満足度向上と環境負荷低減により、サステナブルなキャンパスライフに貢献

 コーユーレンティア<7081>(東証スタンダード)は、SBC東京医療大学(千葉県浦安市)のキャンパス2階ラウンジの全面改装を実施し、5月29日にリニューアルオープンした。同社は、大学からの環境面・コスト面の要望に対応するため、設計・デザインから商品調達までを一貫して自社で提供。ハイグレードのリユース品を中心に、レンタル品を組み合わせながら短期間で施工し、学生からも高い評価を得ている。今後は、家具や什器のリユースに加え、同社グループが有するWi-Fiなどのネットワーク構築や、サイネージ等の映像コンテンツの提案を通じ、学生満足度の向上と循環型社会に貢献していくとしている。

 近年、我が国の高等教育機関への進学率は大きく向上しており、大学では老朽化施設の再生をはじめとする「キャンパス環境改善による学生満足度の向上」と、SDGsを意識した「ハード・ソフト両面からの環境対策の実施」が課題となっている。

 SBC東京医療大学(旧:了徳寺大学)は、2024年4月の校名変更にともない、SBC湘南美容クリニックの知見を取り入れた医療教育と、充実したサポート体制を整備することで、学生満足度の向上に取り組んできた。

 今回、同社では、SDGsを意識したオープンスペース改装の依頼を受け、コンセプトを“学生がくつろぎ、集える場づくり”とし、北欧風の家具や植栽を採用した。これらはすべてリユース品で、新品同様のハイグレードな品質となっている。また、シーンに合わせて自由にレイアウトを変えられるよう、キャスター付きの家具を多く採用したほか、席数を増やしたことで、共有スペースの利便性を向上させた。

 今後は、今回の事例をオフィスや病院など他業種に拡げるとともに、「環境負荷を抑えた空間づくり」を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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