ラバブルマーケティンググループ、デジタル領域を中心にWeb制作・マーケティング支援を行うユニオンネットの株式の取得
2024年8月5日 15:48
■教育業界に注力、SNSマーケティング事業を強化
ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は8月5日、2024年8月5日開催の取締役会で株式会社ユニオンネットの株式を取得し、子会社化することを決議したと発表。同件により、同社の成長戦略の一環として、教育産業におけるシナジー効果を追求し、マーケティング事業のさらなる拡大を図っていく。
ユニオンネットは、Webサイト制作やWeb広告運用、Webコンサルティングを手がける企業で、特に学校や教育関連企業との取引実績が多数ある。教育産業市場は2022年度の売上高ベースで2兆8,499億円とされ、出生数低下による人口減少が進む日本において、集客施策は各学校や企業におけるニーズが高い。SNSマーケティング事業を主軸とする同社との親和性が高く、今回の子会社化はその戦略的判断の一環である。
子会社化により、同社は顧客のマーケティングプロセスにおける課題解決やサービスの拡充を通じて顧客満足度の向上を目指していく。同社は、相互顧客へのアップセル・クロスセルによる顧客単価と顧客数の増加も見込まれ、既存事業であるSNSマーケティング事業およびDX支援事業の拡大に寄与すると考えている。今後もシナジー効果が期待できる分野に対して、積極的にM&Aを含めた事業展開を検討していく予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)