豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行政策金利は据え置きの公算
2024年8月3日 14:40
*14:40JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行政策金利は据え置きの公算
■下落、日銀追加利上げで豪ドル売り・円買い強まる
今週の豪ドル・円は下落。日本銀行は国債買い入れ減額のほか追加利上げも決定し、その後の利上げ継続も示唆したことから、リスク回避の円買いが広がった。直近のインフレ指標でインフレ緩和が示されたことも豪ドル売り・円買いを促す一因となったようだ。取引レンジ:95円34銭-101円78銭。
■弱含みか、豪準備銀行政策金利は据え置きの公算
来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)理事会で政策金利は据え置きが予想されている。インフレ緩和を受けて豪準備銀行の年内利上げ観測は後退した。声明については、利上げ検討の有無やインフレの上振れリスクに関する見解などが注目される。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・6日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)
・6日:豪準備銀行四半期金融政策報告
・8日:ブロック豪準備銀行総裁講演
予想レンジ:93円00銭-97円00銭《FA》