G-7ホールディングス 1Qは増収・経常利益まで増益、精肉事業を除き増収増益を達成
2024年8月1日 14:23
*14:23JST G-7ホールディングス---1Qは増収・経常利益まで増益、精肉事業を除き増収増益を達成
G-7ホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0750800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7508></a>は31日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.1%増の486.64億円、営業利益が同10.5%増の16.10億円、経常利益が同9.3%増の17.19億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.5%減の9.77億円となった。
車関連事業は、売上高103.38億円(前年同期比11.1%増)、経常利益2.14億円(同108.2%増)となった。オイル・タイヤ等の販売が堅調に推移し、これに伴うタイヤ取付工賃を中心としたサービス販売も増加した。また、円安の進行を背景に海外向けの中古車販売が好調に推移し、売上及び利益面ともに前年同期を上回った。
業務スーパー事業は、売上高275.84億円(前年同期比 6.7%増)、経常利益13.08億円(同 8.5%増)となった。新規出店による増収効果に加えて、業務スーパーオリジナルの日常に便利で安心・安全なPB商品を低価格で提供し続けたこと等により、地域の顧客に支持され、業績は堅調に推移した。新規出店については、「業務スーパー」を中部圏に2店舗オープンしたことにより、当第1四半期末における「業務スーパー」の店舗数は 193店舗となった。
精肉事業は、売上高51.70億円(前年同期比 1.2%減)、経常利益0.12億円(同 87.7%減)となった。前年からの原材料価格の上昇に加えて、長引く円安によるさらなる輸入原材料価格の高騰の影響もあり、コスト上昇に対応した販売単価の見直しを継続するなか、消費者の節約志向が高まり厳しい状況が続き、売上及び利益面ともに減少した。新規出店は、「お肉のてらばやし」を中部圏に2店舗オープンしたことにより、当第1四半期末における「お肉のてらばやし」の店舗数は 176店舗となった。
その他事業は、売上高55.70億円(前年同期比1.9%増)、経常利益0.87億円(同98.5%増)となった。全国各地の厳選した付加価値の高い商材を取り扱うこだわり食品事業が取引先の新規開拓及び商材の発掘により販売が堅調に推移したことや、ミニスーパー事業「リコス」が、前年度において不採算店舗を整理したこと等により、売上及び利益面ともに前年同期を上回った。新規出店については、アウトレットショップ「RJ market」を兵庫県に1店舗オープンした。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.0%増の2,200.00億円、営業利益が同18.5%増の82.00億円、経常利益が同16.1%増の85.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.2%増の56.00億円とする期初計画を据え置いている。《SO》