日経平均テクニカル:7日連続安、25日線乖離率が5%超え
2024年7月25日 18:15
*18:15JST 日経平均テクニカル:7日連続安、25日線乖離率が5%超え
25日の日経平均は7営業日続落した。終値1285.34円安と急落し、節目の38000円割れで大引けを迎えた。昨日の下値支持線となった75日移動平均線を下放れるとともに、75日線上方を走る25日線が下向きに転換して下落トレンド入りを示唆した。ローソク足はマドを空けて大陰線を描き、強い売り圧力が窺える。一目均衡表では株価が雲下限を踏み抜くとともに下向きに転じた基準線を転換線が下回り、遅行線の弱気シグナル発生と併せて三役逆転の弱気形状を示した。一方、25日線との下方乖離率は5.54%と売られ過ぎの5%ラインを超えた。本日まで7日連続安による下げ幅は合計3405.57円、11日高値から本日安値までの下げ幅は4601.19円といずれも大きく、両者の3分の1戻しに相当する1136~1534円程度の自律反発の可能性が意識される。《CS》