NY為替:日銀の金融政策正常化への思惑で円買い強まる

2024年7月24日 07:06

*07:06JST NY為替:日銀の金融政策正常化への思惑で円買い強まる
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円25銭から155円58銭まで下落し、155円65銭で引けた。米6月中古住宅販売件数や7月リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回り、さらに、好調な2年債入札結果を受け、長期金利低下に伴いドル売りが優勢となった。また、日銀が次回の金融政策決定会合で、国債購入額減額と追加利上げなど政策正常化への思惑で日米金利差縮小観測に円買いも強まった。

ユーロ・ドルは1.0863ドルから1.0844ドルまで下落し、1.0850ドルで引けた。ユーロ・円は、169円74銭から168円84銭まで下落。日欧金利差縮小観測が再燃し、ユーロ売り、円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2920ドルから1.2901ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8907フランから0.8924フランまで上昇した。《MK》

関連記事

最新記事