【株式市場】前場の日経平均は469円安、NY株安や米国の対中国政策など受け続落模様

2024年7月22日 12:28

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9593円81銭(469円98銭安)、TOPIXは2831.00ポイント(29.83ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億682万株

 7月22日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ大幅続落や半導体産業の中国ビジネスに対する米政府の規制強化方針などを受けて東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株が続落模様となり、トランプ氏も中国には強硬との見方から朝方は堅調だった安川電機<6506>(東証プライム)も中盤から軟化など、下落する銘柄が次第に増加した。中で、値上げが好感されてJR九州<9142>(東証プライム)が活況高となり、他のJR各銘柄も連想が波及とされて堅調。マルハニチロ<1333>(東証プライム)なども値上がりし、ウエルシアHD<3141>(東証プライム)はアマゾンジャパンとの提携報道で活況高となりコスモス薬<3349>(東証プライム)なども高い。日経平均は115円安で始まり、午前10時を過ぎ508円74銭安(3万9555円05銭)まで下押し、前引けまで一進一退だった。

 ティーガイア<3738>(東証プライム)が高値もみ合いから再び上値を指向し、大株主・住友商<8053>(東証プライム)の保有株式の動向などに思惑再燃の様子。ギフトHD<9279>(東証プライム)は大手証券が新規に注目を開始し目標株価3800円に設定とされ急反発。メタプラネット<3350>(東証スタンダード)は予定通りビットコインを10億円購入との開示など材料視され一段高のストップ高。サーティワンアイス<2268>(東証スタンダード)は第2四半期の最高益に加え連日の猛暑で収益上乗せ期待が言われ急伸しストップ高。WASHハウス<6537>(東証グロース)は新事業に期待強くストップ高。揚羽<9330>(東証グロース)は相次ぐ提携発表に期待強まりストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億682万株、売買代金は1兆6848億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は311銘柄、値下がり銘柄数は1294銘柄。

 東証33業種別指数は5業種が値上がりし陸運、水産農林、パルプ紙、空運、食料品、が高い。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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