東証グロース市場250指数先物見通し:売り一巡後は買い戻しか
2024年7月22日 08:20
*08:20JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り一巡後は買い戻しか
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後に買い戻しが入る展開を予想する。先週末の米国市場のダウ平均は377.49ドル安の40287.53ドル、ナスダックは144.28 pt安の17726.94 ptで取引を終了した。システム障害で世界の経済活動に混乱がもたらされるとの警戒感が広がった。ハイテク企業の来週の決算を控えた手仕舞い売りも見られ、相場のさらなる重しとなった。システム復旧に連れ、相場は下げ止まったが、終日軟調に推移した。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後の買い戻しを予想する。米株安や直近の下落によりセンチメントは悪化しているが、米国でバイデン大統領が大統領選挙から撤退し、民主党の大統領候補にハリス副大統領を支持すると伝わったことから、マーケット全体がこれを好感する可能性もある。先週の下落局面で、新興市場の主力株やバイオ株への買いも入るなど、依然として押し目買い意欲は強く、日経平均株価が弱含む局面ではグロース指数に物色の矛先が向かう局面もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比6pt安の667ptで終えている。上値のメドは680pt、下値のメドは660ptとする。《TY》