ネクスグループ OBD2テレマティクスデータ端末GX700NC脱炭素需要に対応した機能追加バージョンの提供を開始
2024年7月17日 18:02
*18:02JST ネクスグループ---OBD2テレマティクスデータ端末GX700NC脱炭素需要に対応した機能追加バージョンの提供を開始
ネクスグループ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0663400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6634></a>は16日、子会社のネクスのOBD2テレマティクスデータ端末「GX700NC」は、Qualcom(本社:米国)が開発した位置情報取得技術のIZat機能の対応バージョンの提供を開始したと発表。
GX700NCは、設置工事不要で車両に取り付けることができ、GX700NCから得られる車両データをテレマティクスサービスと組み合わせることで、車両管理業務の効率化や運転状況の可視化による安全運転指導に加え、燃料噴射量・走行距離などからCO2排出量をより正確に測定することでCO2削減等の社会課題解決に向けたソリューションの一助となるという。
しかし、トラック・バスはOBD2の取り付け位置が足元にある場合が多いことや、フロントガラスの傾斜が少ない車両が多く、位置情報の取得時間や精度が高まるまでに時間がかかるなど、運用形態や車種によって課題が検出されることがあった。
今回同社では、トラック・バスをはじめ、さまざまな車両や利用シーンにおいて車両データや運転の見える化ができるように、「GX700NC」のソフトウェアにIZat機能を追加したバージョンの提供を開始。
これにより、トラック・バスなど衛星取得がしづらい場所への端末設置などにおいて、測位時間の短縮、測位精度の向上が見込め、従来衛星測位の弱点であった地下駐車場からの利用や、衛星が補足しづらい場所(陸橋の下など)での利用にも、正確に対応することが可能となる。《SO》