東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
2024年7月3日 07:42
*07:42JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買いが交錯しこう着感の強い値動きとなりそうだ。前日2日の米国市場のダウ平均は162.33ドル高の39331.85ドル、ナスダック指数は149.46pt高の18028.76 pt。週末に6月雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた株に利益確定の売りが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレは再び鈍化傾向にあると指摘したことで長期金利が低下し、相場を支援したほか、主要ハイテク株が買われ相場を支えた。堅調な米国市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、こう着感の強い値動きとなりそうだ。米国では6月のISM非製造業景況指数や連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨など重要イベントを多く控えていることから、一方的な動き取はりづらく、様子見ムードが強まる可能性は高い。ヘッジ売りの動きが強まると売り手優位の状況となる可能性もある。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の638ptで終えている。上値のメドは645pt、下値のメドは625ptとする。《TY》