And Doホールディングス、『ハウス・リースバック』で取得した不動産の信託受益権の譲渡を完了

2024年6月27日 17:41

■今回は戸建住宅など347件、さらなる収益拡大と財務健全化に寄与

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は6月27日、『ハウス・リースバック』にて取得した個人住宅などの不動産の信託受益権の譲渡完了を発表した。楽天銀行株式会社(東京都港区)をシニアレンダーとし、同日、ファンドであるHLB19号合同会社(以下、HLB19号)に譲渡した。

 今回譲渡した資産は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物347件で、平均・戸当り約15百万円。譲渡価格は53億60百万円、帳簿価格は43億73百万円、譲渡益は9億86百万円。

 『ハウス・リースバック』は、不動産を活用することで高齢者や個人事業主をはじめとした様々な利用者の資金ニーズに応えることができるサービスとして、大変好評を博している。同社では、安定的な収益確保と持続的な成長を図るため、『ハウス・リースバック』を4つの「成長事業」のひとつとして積極推進し、取扱い件数増加およびエリア拡大に努めている。取得した個人住宅などの資産を流動化することで、さらなる収益拡大を図るとともに、保有資産の効率的活用及び財務の健全化にもつながる。

 上記譲渡価格は24年6月期の連結決算で売上高に計上する見込みとした。また匿名組合出資分の配当は営業外収益として計上予定。これらは、すでに発表済みの通期業績予想に含まれており、現時点での通期業績予想の変更はないとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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