泉州電業 Research Memo(2):独立系では業界トップクラスの電線総合商社。オリジナル商品で差別化を図る(1)

2024年6月25日 16:02

*16:02JST 泉州電業 Research Memo(2):独立系では業界トップクラスの電線総合商社。オリジナル商品で差別化を図る(1)
■会社概要

1. 会社概要
泉州電業<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0982400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9824></a>は電線の総合専門商社で、独立系では業界トップクラスである。その歴史は古く、創業は1947年に遡る。仕入先は約250社であり、大手は言うに及ばず、国内の電線メーカーの半分以上と取引がある。在庫商品アイテム数は約5万点と、国内における商品の調達力は抜きん出ている。

2. 沿革
同社の歴史は古く、1947年に西村電気商会として創業した後、全国及びアジア諸国へと業容を拡大してきた。2024年4月末時点のグループ全体での従業員数823名、国内連結子会社7社、海外連結子会社7社(タイ1社、中国2社、台湾1社、フィリピン1社、ベトナム1社、米国1社)、国内拠点18ヶ所を擁する。

株式については、1991年6月に大阪証券取引所市場第2部(特別指定銘柄)へ上場した。その後2002年11月に東京証券取引所(以下、東証)第2部へ上場し、さらに2017年11月には東証第1部へ指定替えとなった。現在は東証プライム市場に移行している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《SI》

最新記事