TOKAI Research Memo(9):配当性向40~50%を目安に配当を実施
2024年6月24日 17:09
*17:09JST TOKAI Research Memo(9):配当性向40~50%を目安に配当を実施
■株主還元策
TOKAIホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0316700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3167></a>は株主還元策として、配当金や株主優待制度を導入しており、加えて状況に応じて自己株式の取得も実施するなど株主還元に積極的に取り組んでいる。配当金については、経営体質の強化と将来の事業展開を考慮しつつ企業競争力の向上と企業価値の最大化を追求しながら、配当性向40~50%を目安に安定的かつ継続的な配当を行うことを基本方針としている。同方針に基づき、2024年3月期の1株当たり配当金は業績が期初計画どおり堅調に推移したことから、前期比1.0円増配となる33.0円(配当性向50.8%)とした。2025年3月期も同1.0円増配の34.0円(同49.3%)と連続増配を予定している。
また、3月末及び9月末に100株以上保有している株主に対して、保有株数に応じてQUOカードの贈呈など各種優待を実施しており、株主優待も含めた単元当たり年間投資利回りを現在の株価水準(2024年5月31日終値963円)で試算すると5~8%となる(株主優待をQUOカードもしくはアクア商品で選択した場合)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《SO》