コンフィデンス・インターワークス 事業計画及び成長可能性に関する事項を発表

2024年6月24日 14:52

*14:52JST コンフィデンス・インターワークス---事業計画及び成長可能性に関する事項を発表
コンフィデンス・インターワークス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0737400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7374></a>は、6月21日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。
同社では、2014年の創業時からゲームやエンタメ業界を中心とした人材派遣事業を行っており、2023年4月よりフリーランスのマッチングサービス等を手掛けている。主に手掛けてきた派遣・受託事業に加え、昨年8月に合併したインターワークスの人材紹介・求人広告・採用支援などの事業が加わり、網羅的にクライアントニーズに応える事業体制が構築されている。

同社は成長戦略として、特化した事業領域において顧客・サービスを網羅し、当該領域での「カテゴリーNo.1」を積み上げることで、「業界特化型のバーティカル人材サービス」を展開し、成長を加速させることを挙げている。これに加え、適切なコストコントロールを実施し、各事業で安定的な利益体質への改善・実行を行い、既存事業のオーガニックな成長とともに、優秀な経営者・チーム、技術、時間を買うことを企図してM&Aを積極的に活用する方針である。

業績も順調に拡大している。2024年3月期業績は、昨年8月のインターワークスとの合併により、大幅な続伸となった。売上高が前期比44.1%増の74.88億円と会社計画に対して若干未達であったものの、営業利益が同28.0%増11.95億円、経常利益が同23.2%増の11.42億円と会社予想を上回って、大幅増益を達成した。2025年3月期業績予想も引き続き拡大傾向を見込む。インターワークスの通期寄与(前期は8カ月分の業績貢献)もあり、全てのセグメントでの売上高および利益額の拡大を見込んでいる。今年2月に連結子会社化したプロタゴニストの貢献もあり、成長性と収益性の両立を図り、売上高20.2%増、営業利益17.1%増と、更なる収益拡大を目指す。

また同社は株主に対する利益還元を経営における重要課題の1つと位置付けている。将来の事業拡大と財務体質の強化のために必要な内部留保を行いつつ、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、DOE(株主資本配当率)10%を中期的に達成することを目標とする。2024年3月期通期の配当は、前期比7円増配の55円で確定。2025年3月期は年間配当を更に10円増配の65円を予想している。《SI》

関連記事

最新記事