ファーストアカウンティング:会計分野に特化したAIソリューション事業を展開

2024年6月18日 14:45

*14:45JST ファーストアカウンティング:会計分野に特化したAIソリューション事業を展開
ファーストアカウンティング<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0558800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5588></a>は会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)を展開する。同社のサービスは、AI-OCR関連及び会計仕訳等のアルゴリズムをモジュール化したRobotaシリーズと請求書処理に特化しユーザー操作画面(GUI)を持つRemotaというプラットフォーム、そしてデジタルインボイスの送受信を行なうPeppolアクセスポイントサービスを中心に構成されている。

Robotaシリーズの特徴としては、定型フォーマットの書類だけでなく非定型フォーマットや手書きの書類に対しても高い読取精度を実現していることがあげられる。また、読み取った文字や数値を入力するだけでなく、証憑画像を振り分けたり、台紙に複数枚貼られた証憑を切り取ったりする機能や、読み取った内容が合っているかチェックする機能も有し、経費精算や請求書支払の突合業務においても利用することができる。経理業務自動化のニーズに合わせ、必要な製品を選択し、組み合わせ可能である。SaaS型のクラウドサービスであり、課金体系は、原則として1年以上の月額課金(MRR:Monthly Recurring Revenue)と読み取った帳票枚数に応じて変動する従量課金で構成されている。

同社サービス導入企業の増加および既存顧客におけるアップセル・クロスセル、また売上最大と経費最小を徹底することにより、売上高および営業利益は高成長が続いている。24年12月期業績については、売上高は前期比34.1%増の1,653百万円、営業利益は同32.1%増の167百万円を計画している。また中長期の目標としては28年までに売上高100億円、営業利益率10%の達成を掲げている。《NH》

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