阪神千船駅、高架下施設「アバリーナ千船」が6月にリニューアルオープン

2024年5月28日 08:26

 阪神電鉄と阪急阪神不動産、阪急阪神ビルマネジメントは、大阪市の阪神電鉄千船駅高架下商業施設(西淀川区佃)をリニューアルし、「アバリーナ千船」として6月27日に開業する。食品スーパーの「イオンフードスタイル千船店」など新規出店14店を含む20店が登場する。

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 アバリーナ千船は、鉄筋コンクリート2階建て延べ約8,700平方メートル。館内は明るくにぎわい感のある空間に仕上げ、2カ所に緑があるレストスペースを設けて心地良い空間を演出した。

 1階の新規出店店舗はイオンフードスタイル千船店のほか、和歌山特産品の「あがらの」、青果の「セノオ」、ファストフードの「ドムドムハンバーガー」、たこ焼きの「たこ松」など。2階は駄菓子の「うまい堂」、放課後デイサービスの「スマイル」、細うどんの「匠」、無人古着店の「#古着deいこか。」など。

 ドラッグストアの「ココカラファイン」が売り場を拡張してリニューアルオープンするほか、100円ショップの「ワッツ」、コンビニエンスストアの「ローソン」などが装いを新たに登場する。

 千船駅は阪神電鉄本線にある。1978年の阪神本線高架化に伴い、翌1979年に高架下北西側部分に千船阪神ビルの市場、1986年に南東側部分にショッピングセンターのアバリーナ千船が開設され、高架下が地域の生活拠点になってきた。

 しかし、施設自体が老朽化してきたこともあり、アバリーナ千船に商業施設を統一して全面リニューアルした。リニューアルのコンセプトは「新しさの中の変わらぬランドマーク」。阪神電鉄は昔からあるものや地域の人たちとのつながりを大切にしながら、地域の人たちのニーズを満たし、地域ににぎわいをもたらす場所にするとしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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