タナベコンサルティング 前期は3 期連続で過去最高売上高を更新、全経営コンサルティング領域で増収を達成

2024年5月17日 12:24

*12:24JST タナベコンサルティング---前期は3 期連続で過去最高売上高を更新、全経営コンサルティング領域で増収を達成
タナベコンサルティンググループ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0964400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9644></a>は13日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.3%増の127.39億円、営業利益が同12.3%減の10.09億円、経常利益が同12.9%減の10.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.5%減の6.41億円となった。
売上高は3期連続で過去最高を更新したが、中期経営計画と持続的成長を実現していくための戦略投資(人的資本投資や新規事業開発投資、デジタル投資等)を積極的に実施した結果、対前期比では減益となった。

ストラテジー&ドメインの売上高は前期比3.9%増の22.81億円となった。主に、大企業・上場企業(業種:商社、総合電機メーカー、物流、食品メーカー、SaaS、メディア、観光等)向けの「長期ビジョン・中期経営計画(ビジネスモデル)の策定・推進」「グローバル戦略の策定・推進」「地域活性化戦略」「ESG・サステナビリティ対応」等、また行政/公共向けの経営コンサルティングが好調に推移し、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。

デジタル・DXの売上高は前期比5.0%増の27.41億円となった。主に、大企業・上場企業(業種:建設、インフラ、金融、消費財製造、運輸、商社、コンサルティング等)向けの「DXビジョン」「デジタルマーケティング」「ブランディングDX(Webサイト・SNS等)」「マネジメントDX(ERP導入・IT化構想・業務改善等)」等、また行政/公共向けのDX人材育成が好調に推移し、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。

HRの売上高は前期比7.0%増の24.18億円となった。主に、上場企業を含む大企業や中堅企業(業種:化学製造、エネルギー、物流、情報システム、金融、小売、建設等)向けの「組織・人事戦略の策定(人事PMI)」「人事制度構築」「アカデミー(企業内大学)設立」「タレントマネジメント(HRテック含む)」「経営者人材の育成」等が好調に推移し、全体のチームコンサルティング契約数が大きく伸長した。

ファイナンス・M&Aの売上高は前期比0.5%増の19.32億円となった。主に、上場企業を含む大企業や中堅企業(業種:建設、総合レンタル、エネルギー、情報通信、ヘルスケア、メディア、金融等)向けの「企業価値ビジョン」「ホールディングス化・グループ経営」「成長M&A・事業承継M&A(戦略策定からFA、デューデリジェンス、PMIまで)」「コーポレートガバナンス・コード対応」等が好調に推移し、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。

ブランド&PRの売上高は前期比25.8%増の26.49億円となった。M&A投資により、新たに同社グループに加わったカーツメディアワークスの業績貢献を含め、主に上場企業を含む大企業や中堅企業(業種:ビューティー・コスメ、小売、ヘルスケア、SaaS、観光、教育、外食等)向けの「ブランド構築」「メディアPR(Global PR WireやTV企画等)」「海外PR」「コンテンツマーケティング」「クリエイティブ」「ハイブリッド(リアル×デジタル)プロモーション」等、また行政/公共向けのプロモーションが好調に推移し、全体のチームコンサルティング契約数が伸長した。

その他の売上高は前期比7.9%増の7.15億円となった。ウィズコロナでの各種イベント等の再開に伴うプロモーション商品の受注が増加した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.0%増の135.00億円、営業利益が同47.0%増の14.85億円、経常利益が同46.6%増の14.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.5%増の7.85億円を見込んでいる。《HH》

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