新興市場銘柄ダイジェスト:アズームは大幅に続伸、ASJが一時ストップ高

2024年5月1日 15:36

*15:36JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アズームは大幅に続伸、ASJが一時ストップ高
<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0235100?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><2351></a> ASJ 562 +65
一時ストップ高。経済産業省から「DX認定事業者」として認定されたと発表している。「情報処理の促進に関する法律」に基づく認定制度で、デジタル技術による社会変革を踏まえて経営者に求められる対応をまとめた「デジタルガバナンス・コード」に対応し、DX推進の体制が整備されていると認められる企業を国が認定する。認定事業者となったことは事業拡大の追い風になるとの見方から買われているようだ。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0923800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9238></a> バリューC 919 +42
大幅に反発。自社が運営する不動産解体プラットフォーム「解体の窓口」に全国の空き家・古家の所有者からの相談が数多く寄せられていると発表している。総務省が前日に公表した住宅・土地統計調査(23年10月1日現在)によると、空き家数は前回(18年)調査比51万戸増の900万戸、空き家率も0.2ポイント上昇の13.8%といずれも過去最高となった。空き家数・率の拡大を背景に不動産解体の需要が高まるとの見方から、買いが入っているようだ。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0956200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9562></a> ビジネスコーチ 1227 -137
年初来安値。24年9月期の営業利益予想を従来の2.85億円から0.79億円(前期実績0.83億円)に下方修正している。顧客の人的資本課題の発見・解決を担うコーポレートコーチング本部が順調な一方、セミナー事業運営等のマーケティング本部がクロージングに時間を要したことなどから人材開発事業が低調となっている。コスト削減コンサルティング事業などを手掛けるSXi事業で受注確度が不透明なことも業績修正の要因となった。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0561600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5616></a> 雨風太陽 1150 +9
反発。事業承継版空き家バンク「ニホン継業バンク」を運営するココホレジャパン(岡山市)と資本業務提携契約を締結したと発表している。潜在的な地方の継業ニーズを可視化してニホン継業バンクに登録されている継業人材とのマッチングを行うことで、地域経済の活性化を促進する。また、雨風太陽の自治体連携事業のナレッジを活用し、全国の自治体に横展開していく方針。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0524400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5244></a> jig.jp 335 +32
大幅に続伸。24年3月期の営業利益予想を従来の16.00億円から18.00億円(前期実績9.90億円)に上方修正している。ライブ配信事業「ふわっち」の月次課金ユニークユーザー数が継続的に増加したことに加え、ブラウザ決済比率が当初想定を上回る形で向上し、決済手数料が圧縮できる見通しとなったため。併せて期末配当予想を従来の2.90円から3.42円(前期末実績は無配)に増額修正している。

<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0349600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3496></a> アズーム 6050 +590
大幅に続伸。24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の営業利益を前年同期比41.3%増の8.40億円と発表している。遊休資産活用事業でマスターリース台数(受託台数)やサブリース台数(稼働台数)が増加したほか、月極駐車場特化型の賃料保証サービスの契約件数も堅調に推移した。通期予想は前期比40.4%増の18.00億円で据え置いた。上期営業利益の伸びが素直に好感され、買いが入っているようだ。《ST》

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