東京為替:ドル・円は反発、夕方にかけて円売り
2024年3月13日 17:18
*17:18JST 東京為替:ドル・円は反発、夕方にかけて円売り
13日の東京市場でドル・円は反発。春闘で賃上げが示されると日銀の緩和修正をにらんだ円買いが先行し、一時147円23銭まで下落。ただ、米インフレ再加速でドルは買戻しが強まった。午後は日銀総裁の慎重姿勢で円売りに振れ、147円79銭まで切り返した。
・ユーロ・円は160円90銭から161円48銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0931ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値39,059.95円、高値39,147.80円、安値38,452.57円、終値38,695.97円(前日比101.54円安)
・17時時点:ドル円147円70-80銭、ユーロ・円161円40-50銭
【経済指標】
・英・1月鉱工業生産:前月比-0.2%(予想:0.0%、12月:+0.6%)
・英・1月貿易収支:-145.15億ポンド(予想:-150.00億ポンド、12月:-139.89億ポンド)
【要人発言】
・岸田首相
「デフレ脱却には至っていない」
「具体的な政策手法は日銀に委ねられている」
「デフレ脱却の判断、金融政策の変更と連動するものではない」
「政府が取り組む政策を踏まえたうえで日銀は総合的に判断すると認識」
・植田日銀総裁
「賃上げ回答や他のデータ、ヒアリングなど総合的に判断したうえで適切に判断」
「春闘の内容、大きなポイント」《TY》