概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、経済指標の改善が支援材料
2024年2月14日 09:54
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、経済指標の改善が支援材料
【ブラジル】休場
【ロシア】MOEX指数 3254.60 +0.19%
13日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.10ポイント高(+0.19%)の3254.60ポイントで引けた。日中の取引レンジは3245.02-3259.69となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が支援材料。また、輸出の拡大なども引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退が警戒されたほか、中国など主要なアジア市場が休場となったことで積極的な売買も手控えられた。
【インド】SENSEX指数 71555.19 +0.68%
13日のインドSENSEX指数は小反発。前日比482.70ポイント高(+0.68%)の71555.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.20ポイント高(+0.59%)の21743.25で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。経済指標の改善が支援材料。12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.8%となり、前月の2.4%と予想の2.5%を上回った。また、1月の消費者物価指数(CPI)上昇率も前月の5.69%から5.10%に低下し、3カ月ぶりの低水準を記録。このほか、昨年10-12月期の都市部の失業率が前期の6.6%から6.5%に低下したとの報告が好感された。外部環境では、年内の米利下げ期待の高まりや米長期金利の低下などがサポート材料となった。
【中国本土】休場《CS》