シグマクシスHDは上場来の高値に迫る、業績・配当予想の増額修正、自社株買いを好感

2024年2月7日 12:16

■3月期末配当は従来予想を2円上回る27円(前期比11円の増配)に

 シグマクシスHD(シグマクシス・ホールディングス)<6088>(東証プライム)は2月7日、21%高の1668円(284円高)まで上げた後も1640円前後で売買され、約4か月ぶりに1600円台を回復して実質的な上場来の高値1695円(2023年9月)に迫っている。経営変革コンサルティング事業と投資事業を行い、6日野16時に第3四半期決算と通期業績・配当予想の増額修正、自社株買い(自己株式の取得)などを発表し、好感買いが集中した。

 今期・24年3月期・通期の連結業績予想は、旺盛な需要を背景に社内人財の稼働率が計画値を上回って推移しており、単価の上昇などもあり、売上高は6月に開示した従来予想を14.6%上回る見込みに見直し、営業利益は同7.8%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.6%上回る見込みに見直した。3月期末配当は1株につき従来予想を2円上回る27円の見込み(前期比11円の増配)に見直した。

自社株買いは、23年6月から24年1月末まで行った買付に続く形になり、24年2月26日から同年8月31日までの予定で上限60万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.36%)、取得総額6億円を各上限に実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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