ANAホールディングスは高値に向けて上昇、通期業績予想の大幅な増額修正など好感

2024年2月1日 09:43

■訪日レジャー需要旺盛で国際線旅客・国内線旅客とも好調

 ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は2月1日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の3385.0円(115.0円高)まで上げ、約4か月ぶりに3300円台を回復し、2020年以来の高値3510円(2023年6月)に向けて上昇している。1月31日に第3四半期決算と通期業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期(10~12月)は、旺盛な訪日需要とレジャー需要に支えられ、国際線旅客・国内線旅客ともに好調に推移しており、第4四半期も堅調な旅客需要が続くと見込まれることなどで、今期・24年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は23年4月に開示した従来予想を3.0%上回る見込みに見直し、営業利益は35.7%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同62.5%上回る見込みに各々見直した。純利益には、航空機等に関わる各種補償金や資産売却益等が想定を上回る見込みで上乗せされる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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