メルカリ、「美しいゴキブリ」など希少生物7品種の出品を禁止へ
2024年1月27日 09:34
メルカリは2月13日から、宮古島で発見された新種のゴキブリなど7種の希少動植物について、出品と販売を禁止する。1月19日に「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定され、これらの種を国内希少野生動植物種と国際希少野生動植物種に指定。2月13日から採取や販売が禁止される(メルカリ、Impress Watch)。 禁止される国内希少野生動植物種は、「ウスオビルリゴギブリ(Eucorydia donanensis)」「ベニエリルリゴキブリ(Eucorydia miyakonesis)」「リュウジンオオムカデ(Scolopendra alcyona)」の動物3種と「ツクシムレスズメ(Sophora franchetiana)」「ジョウロウラン(Disperis neilgherrensis)」「コミノヒメウツギ(Deutzia hatusimae)」の植物3種。これに加えて国際希少野生動植物種の植物1種である「パキュポディウム・ウィンドソリイ(Pachipodium windsorii)」。 この3種は、いずれも色鮮やかで美麗な姿が特徴とされ、通常は「不快害虫」とされるゴキブリとムカデの一種が「種の保存法」の国内希少野生動植物種または緊急指定種に指定されるのは初めてだそうだ。