森保ジャパン、ベトナムに4-2で勝利 サッカー・アジアカップ初戦

2024年1月15日 09:48

 14日、カタール・アルトゥマーマスタジアムでサッカーのアジアカップグループD第1節が行われ、日本がベトナムに4-2で勝利した。

 日本の初戦の相手は、格下ながら元日本代表監督のフィリップ・トルシエが率いるベトナム。日本はセットプレーから前半11分に先制するも、セットプレーから同点、再びセットプレーから逆転される。ベトナムのコンパクトな守備を崩せない展開となるも、前半終了間際の連続ゴールで再逆転に成功すると、後半終了間際に1点を追加し逃げ切った。

 前半11分、日本は伊東純也のファーサイドへのCKがPA右にこぼれる。これに反応した菅原由勢が放ったシュートはGKにセーブされるも、ゴール前に詰めていた南野拓実が流し込んで先制する。

 前半16分、ベトナムはドオフンズンのニアサイドへのCKをグエンディンバクがヘッドで合わせる。ボールは山なりの軌道を描いてゴールに吸い込まれる。

 前半33分、ベトナムはファントゥアンタイの中央付近からのFKをブイホアンベトアインがヘッドで合わせる。GKが弾いたところを、ファムトゥアンハイがゴールに押し込んで逆転する。

 前半45分、日本は遠藤航がPA内に縦のスルーパスに反応した南野のグラウンダーのシュートが同点弾となる。

 前半50分、日本は南野がドリブルで持ち上がり、中村敬斗に渡す。中村もドリブルで持ち上がり、PA手前から放ったループ気味のシュートがゴールに吸い込まれ3-2と逆転する。

 後半40分、日本は遠藤の縦パスを受けた堂安律が久保建英に渡すと、久保はDFを引き付けて左の上田綺世に渡す。上田の中央へボールを運んでから放ったシュートが、DFの足に当たってダメ押しゴールとなった。

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