加賀電子の子会社エクセル、京都バスにALFAバス社製EV(電気自動車)バス2台を納入

2023年12月26日 17:55

■京都市内での大型路線EVバスが運行開始

 加賀電子<8154>(東証プライム)の連結子会社、エクセルは26日、EV(電気自動車)バスの輸出入・販売を行うアルファバスジャパンと共同で、京都バスに中国ALFAバス社製のEVバス2台を納入したと発表。環境への配慮、および持続可能な社会へ向け、主に洛北を走る「オオムラサキ号」と、主に右京区を走る「e-アラシヤマ号」として、2024年1月より運行を開始する予定である。

■ALFAバス社製EVバスの特徴

 ALFAバス社製のEVバスは、日本のワンマンバス構造要件に適合しており、顧客の要求に対応した完全日本仕様のEVバスである。また、ノンステップバス認定にも対応しており、最新のワンマン機器の搭載が可能となる。動力系においては、信頼性の高い日本製バッテリーを採用しており、次世代高出力充電規格であるCHAdeMO2.0にも準拠している。併せて、モーターによるスムーズな加減速と静寂な走りは、バスを利用者に快適な車内空間を提供し、運転士の作業負荷を軽減する。

■ALFAバス社製EVバス導入のメリット・意義

 ALFAバス社製EVバスは、バッテリーからの電気で走行するため、排気ガスを排出せず、CO2排出量をゼロにすることが可能となるなど環境性能に優れている。また、搭載されたバッテリーは非常用電源としても使えるため、バス後部に外側から使えるACコンセントを設置することで、災害発生時の避難所などで防災ステーションとしての役割も果たす。

■アルファバスジャパンの概要

1)会社名:アルファバスジャパン株式会社 2)代表者:代表取締役社長 黄 坤達 3)本社所在地:東京都千代田区神田松永町20番地 加賀電子本社ビル9F 4)設立:2019年12月23日 5)事業内容:EVバスおよびその関連部品の輸出入および販売、発電および充電用設備機器の輸出入および販売 (情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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