ジョージ・ミラー監督映画『マッドマックス:フュリオサ』故郷への道を探すフュリオサの新たな物語
2023年12月19日 16:38
映画『マッドマックス:フュリオサ』が2024年に公開される。監督はジョージ・ミラー、フュリオサ役はアニャ・テイラー=ジョイ。
ジョージ・ミラー監督映画『マッドマックス』シリーズとは?
1979年に公開された1作目は瞬く間に伝説の映画となり、以降『マッドマックス』はシリーズ化。カーアクション、荒廃した世界と暴走族、モヒカンなどが話題を呼び、日本の漫画「北斗の拳」にも多大な影響を与えたと言われ、カルチャーにも大きな影響を与えた。
2015年に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、そのリアルで圧巻なノンストップ・カーアクションによって多くの人々を魅了した。
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の舞台となったのは、石油も水も尽きかけた、荒廃した世界。劇中では、トム・ハーディ扮する元・警官マックスとシャーリーズ・セロン扮するフュリオサの自由への逃走劇が描かれた。愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえているマックスと、資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに反逆を企てるフュリオサの物語は辛口批評サイト「ロッテントマト」で脅威の97%のフレッシュを獲得。第88回米アカデミー賞ではアクション作品としては異例のアカデミー賞作品賞候補となり、最多10部門にノミネートされ、6部門を受賞した。
15年にわたるフュリオサの新たな物語
映画『マッドマックス:フュリオサ』はそんな『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に、バズカット(坊主頭)姿で登場したクールで謎めいた女性・フュリオサの新たな物語が明かされる作品。世界の崩壊から45年後の世界を舞台に、家族から引き離された若きフュリオサの人生を懸けて故郷へと帰ろうとする“修羅の道”が描かれる。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は3日2晩の出来事を描いたロードムービーだったが、『マッドマックス:フュリオサ』は15年にわたるフュリオサの物語となる。
アニャ・テイラー=ジョイがフュリオサに
シャーリーズ・セロンからフュリオサ役を引き継ぐのは、ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』や映画『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニャ・テイラー=ジョイ。共演には『アベンジャーズ』シリーズでマイティ・ソーを演じているクリス・ヘムズワースが名を連ねる。
フュリオサ…アニャ・テイラー=ジョイ
ウォーロード・ディメンタス将軍率いるバイカーの大群の手に落ち、荒地で戦いに明け暮れる男達と行動を共にしていくうちに、城塞都市に君臨するイモータン・ジョーと出くわす。
ウォーロード・ディメンタス…クリス・ヘムズワース
バイカーの大群を率いる将軍。独裁者イモータン・ジョーが支配する城塞都市の覇権をめぐって争いを繰り広げる。
監督はジョージ・ミラー
監督は、1979年公開の『マッドマックス』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』までの4作品の創始者である巨匠ジョージ・ミラー。国内外の多くのクリエイターや作品に影響を与えたジョージ・ミラーが、フュリオサの新たな物語を紡ぎ出す。
映画『マッドマックス:フュリオサ』あらすじ
世界崩壊から45年後の世界。 若きフュリオサは故郷である“緑の地”からさらわれ、ディメンタス将軍率いるバイカーの大群の手に落ちる。荒地を掃討する彼らは、イモータン・ジョーが統べる城塞都市の覇権をめぐって争いを繰り広げていた。改造車や自身を神のように崇拝する私設軍隊・ウォーボーイズを持つイモータン・ジョー。水、緑、石油……土地の覇権を巡る争いが繰り広げられる“マッド”な世界で、フュリオサは数々の試練を乗り越え、故郷への道を探すのだった——。
【作品詳細】
映画『マッドマックス:フュリオサ』
公開日:2024年全国公開
監督:ジョージ・ミラー
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース
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