Firefox for Android、400以上の拡張機能が利用可能に

2023年12月3日 17:04

Firefox for Android では 12 月 14 日から 400 以上の拡張機能を AMO でインストール可能になるそうだ(Mozilla Add-ons Commnunity Blog の記事9to5Google の記事Ghacks の記事Android Police の記事)。

2020 年に GeckoView ベースとなった Firefox for Android は利用可能な拡張機能が大幅に減少し、ユーザーの不満の一つとなった。そのため、Mozilla では利用可能な拡張機能を順次増やす計画を進め、2021 年には AMO からのインストールも可能になったが、AMO から直接インストール可能な拡張機能の数は少ないままだった。しかし、今年 8 月には AMO の拡張機能オープンエコシステムをサポートする計画が予告され、その後 Beta と Nightly では Android 向け AMO サイトの「バッジ付与」絞り込みオプションに「Any」を選択すれば 300 個近い拡張機能をインストール可能となっていた。

AMO から拡張機能をインストールするには、Firefox for Android のメニューから「アドオン→アドオンマネージャ」を選び、アドオンマネージャの一番下までスクロールして「アドオンを探す」をタップする。Android 版 AMO ページが表示されるので、「流行の拡張機能をもっと見る」をタップすればインストール可能なアドオンが一覧表示される。現在ではすべてのチャネルで絞り込みオプションがデフォルトで「Any」となっており、Beta と Nightly では互換性が確認された 400 以上の拡張機能がインストール可能となっている。Mozilla によれば数週間前は 12 月 14 日までに提供可能となる拡張機能は 200 本前後と予想していたという。安定版では現在のところ 46 本にとどまるが、2 週間後には大幅増加することになる。

拡張機能を 12 月 14 日までに Android 互換にしたい開発者向けには、10 月 (モバイル拡張機能移行入門)11月(セットアップ・テスト・デバッグ) のウェビナー動画視聴が推奨される。ウェビナーのホストであるシニア開発者リレーションズエンジニアのシメオン・ビンセント氏による 1 対 1 のガイダンスも受講可能だ。また、開発者向けに 200 枚作成した無料の「Early Add-opter」T シャツも少量残っているとのこと。申し込みは自分の拡張機能の AMO ページへのリンクを添えて firefox-android-addon-support [at] mozilla.com へ電子メールを送信すればいい。

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