日産車体は一段と出直る、発行株数の13%規模の自己株消却を好感

2023年12月1日 09:53

■4~9月は売上高が11%増加、各利益は黒字に転換

 日産車体<7222>(東証プライム)は12月1日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の930円(34円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値に進んでいる。11月30日の夕方に発行済株式総数の13%規模の自己株式消却を発表し、株式価値の向上などへの期待が強まった。

 2023年12月8日を消却予定日として、自己株式2178万6887株(消却前の発行済株式総数に対する割合13.86%)の消却を行うとした。業績は好調で、11月9日に発表した第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)は売上高が前年同期比11.2%増加し、各利益は黒字に転換した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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