ハイパーがストップ高、大幅増益決算には反応薄だったが続いて自社株買いを発表し好反応

2023年11月17日 10:54

■1~9月は売上高が6%増加し経常利益は65%増加

 ハイパー<3054>(東証スタンダード)は11月17日、急伸して始まった後ストップ高の380円(80円高、27%高)まで上げ、約3か月ぶりに380円を回復して急激な出直りとなっている。エプソン系のIT機器を中軸にITコンサルティングやソフトウェア受託開発、サイバーセキュリティ対策などのソリューションビジネスを行い、16日の15時に自己株式取得(自社株買い)を発表。14日に発表した第3四半期決算の大幅増益には反応薄だったが、自社株買いには買いが集まり好評価の相場になっている。

 自社株買いは、取得株式総数10万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.0%)、取得総額4000万円を各上限として、2023年11月20日から同年12月22日まで行うとした。14日に発表した第3四半期連結決算(2023年1~9月・累計)は、前年同期比で売上高が6.2%増加し、経常利益は同64.9%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は黒字に転換した。12月通期の予想は全体に据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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